Makimaki on Tree

今日お昼休みから託児所に戻ってきたら、
保育士の激しいフォン語（現地語）の怒鳴り声と、
子供の激しい泣き叫び声が聞こえてきた。
「どうしたの？」
と、聞いてみると。。。
なんと、
託児所に通う男の子と女の子が誰もいない託児所で、
性行為をしかけていたところを保育士が発見したとのこと
「えっ！？こんなに小さくてもできるの？？？」
と、思わず聞いてしまった。
男の子が５歳、女の子が６歳。
変形ヒンズースクワット（ベナンの罰と言えばコレ！腕を顔の前で交差させて、耳を持ちながらするスクワット。）をやらされつつ、
少しでも動きが止まると動物の皮と尻尾でできたムチで打たれていた。
「ごめんなさぁ～い。。。助けて、カイぃぃぃ！（←漁港での私の呼び名）」
と、泣き叫ぶ女の子。
大粒の汗と涙を流しながら無言でスクワットを続ける男の子。
彼らのしたことは良くないと思うけど、
ムチ打ちはひど過ぎるかなぁ、と思いながらも、
保育士の怒りに口を出すことができずに、私は放心状態。
そのうちに次々と他の子供たちがやってきて、
２人の様子を怖々見ている。
とりあえず、小さな子供の面倒をみていた。
すると、突然さらに大きな怒鳴り声とともに女の人が入ってきて、
女の子をめちゃめちゃに叩き始めた。
フォン語だったので理解出来なかったが、見た感じ、
「なによ、あんた！あんたなんかもう、うちの子じゃないわ！こんなにみんなの前で恥さらして！」
という雰囲気。
その後、女の子の時に比べて勢いは劣るが、男の子へも怒鳴り、叩き、２人を連れて出て行った。
「さっきの人は、女の子のお母さん？」
と、聞いたら、
「男の子のお母さんよ！」
と、保育士が言う。
えぇぇぇ！？？？？
あの怒鳴り声は、
「なによ、あんた！うちのかわいい坊やそそのかして！！！」←女の子へ
「なによ、坊や！何であんな子とそんなコトしちゃったのよ～！」←男の子へ
だったようだ。
そのうちに、漁港長やらいろんな大人が集まって何やらガヤガヤ始まった。
いろいろ話した結果、他の小さい子が真似するといけないので、
あの２人は入所禁止ということになったらしい。

子供たちが帰った後、教室の掃除をしながら保育士に聞いてみた。
「ベナンでは一般的に初体験は何歳くらい？」
「ん～、両親に依る。」
「。。。。。」

地方で活動している隊員から、時々中学生くらいの子が草むらでやってる、というのを聞いたことがあった。
草むら、ってのは無いけど、中学生くらいなら日本でも無きにしも非ずな話だし、
日本より少し早いくらいかなぁ、と思っていた。
でも、まさか！５、６歳！？の子が。。。

そういうこととか、体罰のこととか、
いろいろ考えさせられる一日でした。