Makimaki on Tree

ここベナンで暮らしていると、時々出会います
今日は朝と夕方２回も出会っちゃいました！

毎日自転車通勤してますが、
事故の後からかな～り慎重派になっていて、
交通量の多い交差点は自転車から降りて、
バイク、車、人、リアカー、ヤギなどの動物が完全にいなくなるのを待って渡るようになりました。
でもそれは結構な待ち時間。
信号はあってもなくても関係ない。

今朝もいつものようにいつもの交差点で渡るタイミングを待っていると、
すっごく交通量の多いなかクラクションで対向車を止め、
窓から手を出して脇をすり抜けるバイクを止めてくれて、
「早く渡りなさ~い！」
と、やさしい紳士。

そして夕方、またまた交差点を渡れず待っていると、
反対側の歩道から青年が車とバイクの間をすり抜けてこっち側へ渡ってきた。
「その自転車はまかせて！」
と片手に自転車、もう片方の手で私の手を引いて渡ってくれました。

「ありがとう！」とお礼をすると、
朝の紳士も夕方の青年からも「たいしたことないよ！」と笑顔。
イライラしちゃうことが多い日々の生活で、
こういうベナン人に出会うとグッと来ちゃうんだよね～

日本には平気で信号無視したり、広い道路でわざわざ自転車スレスレに寄って運転するような人はいないけれど、
周りの車を止めて自転車を通してくれる人も、（いちおう）大人な私の手を引いて一緒に道を渡ってくれる人もいないよな～
ベナンがこういう人でいっぱいになればいいのにな～
なんて｡｡｡
そして怒ってばっかりの自分を反省。


写真は、この間友達の車が砂に埋もれてしまった時のもの。
この時も、どこから見ていたのかお助けマン一家が登場して、
砂を掘って、木の葉や枝、石を詰めて道を作り、
チャチャっと私たちを救出してくれました。
ほんとにありがと～！！