Makimaki on Tree

新年早々に、大激怒しちゃいました

ベナンで小包を受け取る時、

①事務所から連絡が入る
②事務所へ受取用紙を取りに行く
③空港隣の郵便局へ行く

っていう風に、ここまででも結構めんどうな手間がかかります。
そして、郵便局でもやっぱり道端のにぃ～ちゃんと同じようにエロエロ、ネチネチな会話をかわしつつ、
保管料を支払って（←コレって普通なのかなぁ？？しかもピッタリ払わないと『おつりない！』って言われる）、
税関チェックのために箱を開けて、その人のその日の気分によってサラっと見て終わる時もあれば、袋や箱ひとつひとつを開けて見られるときもある。
で、やっと荷物が私の手に渡る。

というのが、普通のパターン。

今回のはというと。。。

保管料を支払った後、税関チェックをうける時、
『ここに着く前に箱が壊れてたから、袋に入れてあるからね！』
と、窓口のにぃ～ちゃん。
今までそんなことは一度もなかったし、
？？？な私。
で、出てきた小包を見てみると、大きなセメント袋にどっしり荷物。
開けてびっくり、その「壊れた」という箱も入っていて、それにはくっきりカッターか何か刃物できれいに開けられた形跡が。。。
この時点で私の怒りはじわり、じわり。
そして、ひとつづつ中身をちぇっくされ、袋の一番底には大好きなお菓子の一つ「しみちょこ」と、細かく折れたお蕎麦とそれらの袋が。
最初は冷静に「どうして、どこでこうなったの？」、と質問。
「知らない。私じゃない。」と、邪険な答え。
私：「この箱見て？これ、カッターか何かで切った切り口だよね？テープがはがれた様子もないし、壊れた訳ではないよね？」
税関A子：「だから知らないって言ってるでしょ！？ここに来る時にはこうなってたし。」
税関B男：「どうしたの？」
税関A子：「あぁ、病気の女・・・・。」
私：「ちょっと、あんた～！！！今何って言った～！？？？？？？」
と、私の怒りは頂点に
完全にナメられてる。
悔しいからとりあえず事務所に電話してみた。
『うちの上司がおたくの上司に苦情の電話するから、って伝えて！』
ということで、そのまま伝えたけど、全然効いてない様子。
キィ～～～！！！

郵便局を出て、堪えていた涙が止まらない
悔しすぎる！
いつもなら、いろいろこらえなきゃいけないけど、その暁にはルンルンなのにぃ

ベナン人は私たちアジアの人もヨーロッパの人もひっくるめて「ヨボ（白）」と呼ぶけれど、
『ヨーロッパ人＞アフリカ人＞アジア人』の意識が強い。
しかも、フランス語がままならないとなれば、やっぱりナメられる。

ベナン人で警察官の友人に相談してみたところ、『貴重品なら全力で捜査するけど、食べ物だけじゃ厳しいなぁ～』とのこと。

少し時間が経った今となっては、怒りが悲しさに変わっている。

チートスとじゃかりこは無事でよかった